JTEFトラ・ゾウ保護基金について
JTEFトラ・ゾウ保護基金は、野生の生きものの立場に立ってその世界を守り、生物多様性を保全すること、そのことを通じて人の豊かな自然環境を守ることをめざして設立された非営利、非政府の団体です。
この目的を実現するための具体的な活動として、トラとゾウの生息地における保護活動支援を中心としたプログラムを展開します。
トラとゾウは、アジア、アフリカにとどまらず、グローバルな野生の生きものの世界のシンボルといえます。広大な生息地を必要とするトラとゾウを守ることは、生態系全体を保全することにつながり、それらが自然に生き続けられるようにすることは、40億年の進化のプロセスを継いでいくこと=生物多様性を保全することになります。しかし、彼らの生存は危機にさらされて久しく、存続の機会を確保するために行動すべきタイムリミットは間近にせまっています。たとえばトラとアジアゾウは100年以内に20%の確率で絶滅する見通しとされています。
トラ・ゾウ保護基金の英名略称であるJTEFは、じぇい「てふ」と発音します。JTEFのロゴに描かれているチョウの古語である「てふてふ」の「てふ」です。小さなチョウも、野生の生きものの世界の一員としてトラやゾウと共にあります。そして私たちの豊かな生活も生物多様性を基盤にして成り立っています。また、「てふてふ」の羽の形∞には、地球の進化のプロセスが永遠に続き、生きものの世界が展開し続けるようにとの願いが込められています。
トラ保護基金とゾウ保護基金は、 当初は任意団体だったトラ保護基金を含め、NPO法人野生生物保全論研究会(JWCS)の1プロジェクトとして実施されてきました。
しかし、野生の生きものたちの差し迫った危機を思うとき、生息地で実行するプロジェクトの質の向上、資金の使い方の合理化、現地パートナーとの協働の更なる緊密化をいっそう徹底する必要があります。そのための支援を多くの方々からいただくためには、寄付者の方たちの立場にも立った透明性の高い基金の運営、具体的な成果の説明責任を果たしつつ、チャリティー活動を大幅に強化しなければなりません。
そのために、JWCSの「野生の世界は野生のままに」という理念を継承しつつJWCSから独立した組織として、トラ・ゾウ保護基金(Japan Tiger and Elephant Fund, JTEF)を設立することとしました。








