上野動物園にトラ大使がやってきた

トラになってみよう

次(つぎ)は、宿題(しゅくだい)の内容(ないよう)をもとに、森に棲む動物(どうぶつ)たちの食べ物を復習(ふくしゅう)しました。「食べ物トレーディングカード」でトラに食べられる動物(どうぶつ)の生活(せいかつ)をゲームで体験(たいけん)します。種子(しゅし)、虫、葉っぱ、木の実や、カエル、ヘビなど。様々(さまざま)な動物(どうぶつ)が様々(さまざま)な組み合わせで森の中のものを食べています。食べる、食べられる、のくりかえしで森が成り立っているのです。


トラ応募はがき


最後(さいご)に、今日知ったことを伝えるために、大使たちは作品(さくひん)を作りました。「スマトラトラを支える森」。4つの層(そう)に分かれたタワー型(かた)の作品(さくひん)です。下から、植物(しょくぶつ)の層→虫の層→小動物(しょうどうぶつ)&草食動物(そうしょくどうぶつ)の層→そして食物連鎖(しょくもつれんさ)の頂点(ちょうてん)にトラの層。それらの層(そう)を1本(ほん)の柱(はしら)でつなげ、スマトラの森の食物連鎖(しょくもつれんさ)を表現(ひょうげん)しました。大使たちが宿題(しゅくだい)で調べて絵を描いてくれた動物(どうぶつ)たちがちらほら見えます。この作品(さくひん)は、トラの檻(おり)の前のショーケースで12月の末(すえ)ごろから展示(てんじ)されています。

 

トラノート

 

今回(こんかい)のワークショップを通して、大使たちは、野生動物(やせいどうぶつ)を守るためには、その周りに存在(そんざい)する生き物や植物(しょくぶつ)をはじめとした、棲む環境(かんきょう)を守ることが大切(たいせつ)なのだということを学びました。家族(かぞく)や友達(ともだち)と一緒(いっしょ)に上野動物園(うえのどうぶつえん)に来て、この作品(さくひん)の意味(いみ)をぜひ伝(つた)えてもらえたら、と思いました。

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