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ツキノワグマの大量出没に関する要望書を提出しました

環境省の発表によると、今年度捕殺されたツキノワグマの数は9月末時点で2,079頭に達したということです。多くの人々の死傷も起きています。この事態は、人の生命身体を危険にさらし、多くのクマの生命を奪い、さらにクマの保全に対する人々の理解を後退させるという点でも非常に深刻です。そこで、JTEFは、環境省、林野庁、関係自治体に対し、緊急に要望書を提出しました。

要望書(PDF)

◆クマの保全とJTEF

JTEFは、トラ、ゾウ、イリオモテヤマネコの生息地での安定した暮らしを保障するため、彼らの生息地に現実の貢献をすることをめざしています。そのような成果をあげるためには、これらの生きものの保全に努力を集中することが必要です。
ただし、JTEFがトラ、ゾウ、イリオモテヤマネコの保全をかかげるのは、これらの生きものが、「『生きとし生けるもの』の未来に向けたつながりを断ち切らない」(生物多様性の保全)ことの代表的なシンボルだからです。今回のツキノワグマの大量捕獲への対応は、JTEFの事業計画に含まれないものですが、諸事情を考慮した結果、関係機関に要望を行なうこととしました。(JTEF事務局)


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