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報告書「象牙印章流通の裏側-日本における象牙の国内流通管理と『種の保存法』の問題点」を公表しました

2013年3月22日、トラ・ゾウ保護基金は「種の保存法の不備が、実際にどのような弊害をもたらしているのか」という視点でとりまとめた報告書:「象牙印章流通の裏側-日本における象牙の国内流通管理と『種の保存法』の問題点」を公表しました。
 種の保存法の役割は、1.国内希少種の保全と、2.国際希少種(ほぼワシントン条約附属書Ⅰ掲載種)の国内流通管理という2本立ですが、今回のテーマは、2の国際希少種の国内流通管理となります。

 具体的には、2011年5月に摘発された、日本最大の象牙業者タカイチと、無登録象牙仕入れ先5業者の事件を題材に、
・この事件が象牙の国内流通管理にどれほど深刻な問題を引き起こしたか(当時、正規に印章製造用に加工された登録象牙の量と、タカイチが印章加工に使用した無登録象牙の量を推定して比較します)。
・このような事件が発生し、また今後も起こるであろうと考えられる原因が種の保存法の不備にあることを具体的に考察します。
・そして、種の保存法に求められる改正のポイントを具体的に指摘します。

◎報告書全体を読むにはここをクリックしてください(PDFが開きます)。


環境省での記者発表(動画、44分)



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