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カーボンオフセットを利用して、野生生物保護を目指す寄附制度に参加

一般財団法人沖縄県環境科学センターが、カーボンオフセットを利用して、沖縄県の野生生物に寄付する制度を始めました。カーボンオフセットとは、企業活動や生活の中で発生して、削減することが難しい温室効果ガスの排出を、森林保護や自然エネルギーの利用といった削減事業に資金を提供することで相殺する仕組み。
企業がカーボンオフセットを実施すると、沖縄県内で活動する野生生物の保護団体に寄付金(1件につき千円)に寄付金が入ります。企業には保護団体から感謝状が贈られ、環境保護に積極的に取り組んでいるというPR効果にもなります。トラ・ゾウ保護基金のイリオモテヤマネコ保護基金も、さっそく10月に第8回うるま祭り実行委員会さまより寄付金をいただきました。他には、NPO法人どうぶつたちの病院沖縄などがこの制度に参加しています。
温室効果ガスが増えると地球温暖化が進み、生態系が変わって野生生物が暮らせなくなるおそれがあります。二酸化炭素の排出を企業がそのことを意識し、野生生物への配慮を寄附という形で表せる、そしてそれが保護活動に活かされるという画期的な仕組みです。
沖縄タイムス 11月2日(土)、琉球新報11月5日(火)に記事掲載あり。



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