アフリカゾウの密猟問題が、NHK　BS1ドキュメンタリーWAVEで放映されます

追跡　アフリカゾウ密猟最前線

放送　：４月　５日(土)２２：００～２２：４９
再放送：４月　９日(水)１７：００～１７：４９

アフリカゾウが絶滅の危機に瀕している。一昨年、１年間で殺されたのは総個体数の１割近くに上るおよそ３万頭。象牙目的の密猟が大きな原因だ。日本は象牙の消費国だが、果たして象牙はどのように密猟され、どのようなルートで市場に流れているのか？
ケニアで取材を進める取材班が出会ったのは、密猟象牙を海外に持ち出そうとして逮捕された中国人女性だった。浮かび上がる巨大マーケット中国へのルート。そしてもう一つ驚くべき事実が浮かび上がってきた。
密猟象牙がソマリア南部に拠点を置くイスラム原理主義のテロ組織の資金源となっているというのだ。密猟の背景から見えてくる現代の世界の構図…。取材班は密猟者との接触を試みる。（抜粋）

JTEF事務局長の坂元もインタビューを受け象牙密輸の手口についてコメントしています。是非ご覧ください。詳細はこちら。

EIAレポート

イギリスの環境保護団体「環境調査エージェンシー（EIA）」が「血塗られた電子商取引」（原題”BLOOD e-COMMERCE”）を公表しました。（こちら）

日本のインターネット販売サイトの調査を行い、「楽天市場は、象牙とクジラ製品を扱う世界最大のオンライン業者だ」と主張しています。 このレポートの中で、日本最大の象牙業者タカイチによる無登録象牙取引事件（2011年）や日本における象牙の国内取引管理の抜け穴も指摘されていますが、その点に関する分析はほぼJTEFのレポートが引用されています。JTEFのレポートはこちら。