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「事故ゼロ」へパトロール開始 ヤマネコ保護でNPOと住民 西表島できょうから1か月

八重山日報、八重山毎日新聞、2011年7月22日

イリオモテヤマネコの交通事故ゼロを目指して「やまねこパトロール」が22日から8月21日までの1か月間、西表島で夜間に実施される。同パトロールはNPO法人トラ・ゾウ保護基金のイリオモテヤマネコ保護基金と地域住民が協力して取り組む初めての試みだ。21日午前、同保護基金の戸川久美理事長と坂元雅行事務局長が竹富町役場を訪れ、川満栄長町長らに報告した。

ヤマネコパトロールは、島内でのイリオモテヤマネコの目撃情報や交通事故の多い浦内~干立、大見謝川~海中道路東、高那~ユツン、古見~美原の4か所で行われる。 地域住民の10人の有志が交代でパトロールを実施する。20キロのスピードで走行し、自家用車やレンタカーに法定速度での運転を呼びかける。 戸川理事長は「地域の住民の協力により見つかったヤマネコなので、地元の方と共に守っていきたい」と話した。

川満町長は「あらゆる角度から取り組むことで、保護活動につながる。大きな成果があることを希美、交通事故ゼロを目指していこう」と期待した。

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