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2011年5月10日配信

トラ・ゾウだより

2011年5月10日 No.8NPO法人
トラ・ゾウ保護基金
http://www.jtef.jp/

 みなさん、こんにちは。NPO法人トラ・ゾウ保護基金のメールマガジンをお届けします!
 東日本太平洋沖地震で被害を受けていらっしゃる方々へ心よりお見舞い申し上げます。
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 JTEFホームページの「世界のニュース」に、ニュース記事を追加しました。トラのニュース、ゾウのニュース、野生動物・保全問題 のニュースをご覧ください。
http://www.jtef.jp/worldnews_index.html
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 4月28日象の日に開催したチャリティーパーティーには57名もの方がご参加くださいました(スタッフ除く)。会場にJTEF賛同者である田中豊美さんのアフリカゾウの絵、ヒサクニヒコさんの「Oh my papa…」バナー、井上奈奈さんのデザインして下さったJTEFロゴバナーをはじめ、田中光常さん、吉野信さんのゾウやトラの写真パネルを飾り、見ていただきました。

 JTEFの賛同者である見城美枝子さんから乾杯のご挨拶をいただき、同じく賛同者の松田陽子さんにはミニライブで歌っていただきました。

 パーティーで集めたインドでゾウやトラを守るレンジャーへ物資を送るための寄付の結果報告です。物資は太陽電池ランプ、自転車、浄水器で、一口500円を支援する物資を選んで寄付していただきました。

 太陽電池ランプに30,000円(3個ぶん)
 自転車に30,500円(3台ぶん)
 浄水器に31,500円(3個ぶん)

の寄付が集まりました! また、パーティーに参加されなくても、事前にたくさんの方から寄付をお寄せいただきました。そのご寄付と合わせた結果が以下の通りです。

 太陽電池ランプに227,000円(22個ぶん)
 自転車に111,000円(11台ぶん)
 登山用ストック100,000円(25本ぶん)
 浄水器に31,500円(3個ぶん)

 上記の物資は集まった寄付をインド野生生物トラスト(WTI)に送り、現地で購入してもらってレンジャーに配布いたします。なお、端数となった寄付金は、現地でその他の用途に使わせていただきます。

 また、東日本大震災で被災したペットに、参加費から経費を除いた29,960円、募金箱などに寄付していただいた5,115円(アースデイでいただいた募金も含めます)の計35,075円を緊急災害時動物救援本部(http://www.jpc.or.jp/saigai/)に寄付いたしました。

当日の様子はJTEFブログをご覧ください。
http://jtefblog.cocolog-nifty.com/blog/2011/05/2011-d494.html

 寄付を寄せてくださった皆さま、本当にありがとうございました。
野生の動物たちも、被災地のペットもより良く生きていけるようにしっかり支援していきたいと強く思っています。

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 インドのカルビアングロン(アッサム州)で、谷底に落ちた子ゾウがJTEFの協働パートナー、WTIによって救出されたというニュースが入ってきました。
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  谷間に落ちた赤ちゃんゾウを救出

 カルビアングロン(アッサム州)2011年5月3日。カルビアングロン自治区ハムレン森林区オウグリ森林管理区域で、母ゾウと共に罠にかかって少なくとも4日間は谷底に落ちていた生まれたばかりのオスの子ゾウを救出した。母ゾウは翌日救出中に死んだ。

 救出チームは現場でひどく傷ついて立てずにいる子ゾウを発見した。このチームはアッサム森林局スタッフとIFAW‐WTIで作られた野生生物リハビリ保護センターの獣医たちで、日本のトラ・ゾウ保護基金(JTEF)と天然ガス会社GAILの支援による2台の移動獣医用ジープを持っている。

 「地元の人から情報を得て、我々は木曜日に現場に着きました。ゾウを救出するための広い通り道を確保するため村人たちを配置し岩を削りました。その後、我々はWTIの獣医たちにゾウが怪我していることを伝えました」とオウグリ森林管理区域の森林管理区域管理官RFO、ドルノ・ハンセが述べた。

 「子ゾウはひどく傷ついていて脆弱だったので、まず子ゾウを助けることを一番にしました」とバスカル・チョウドリー医師は述べた。彼はWTIの獣医であるアンソニー・パングチョー医師と、アビジット・バワル医師と共に働くIFAW-WTI獣医である。

 チーム6名はアビジット・バワル医師について谷間へ入りちょうどいい出口を見つけた。子ゾウをロープで巻いて持ち上げ、外にい る他の救出隊メンバーと村人はそのロープを思いっきり引いた。子ゾウはストレッチャーにのって丘へ運ばれ、オウグリの一番近い森林局オフィスに駆け込んだ。そこでひどい脱水症状と窮乏の子ゾウの手当てをした。

 その間ずっと努力が続いた。しかし日曜の夕方、母ゾウは死んでしまった。

 「ハムレン森林区のJNハザリカ森林区管理官DFOと相談し、子ゾウは野生生物リハビリ保護センター(CWRC)に移されました。我々は救出に関わった全ての人々に感謝します。特にこの子ゾウを持ち上げて助けた極めて重大な部分を請け負ってくれた村人たちへお礼を申し上げます」と、カルビアングロン自治区大臣のジョイラム・エングレングは述べた。

 子ゾウは安定し人口保育されている。センターにいる他の3頭の子ゾウともうまくやっていて、最終的には野生に戻される。これはWTIが関わった罠にかかった親子ゾウ救出の2番目のケースである。
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◆チャリティーコンサート開催のお知らせ◆

♪インド料理とシャンソン、ビートルズを♪
◎日時:6月10日(金)18:00開場 18:30開演
◎場所:本格インド料理のレストラン PAPERA(パペラ)
   (東京メトロ丸の内線新宿御苑駅1番出口すぐ目の前、ファミリーマートの2階 Tel:03-3350-0208)
◎入場無料(各自ご飲食をご注文下さい)

 JTEFを応援して下さっている歌う弁護士、佐和洋亮さんをお迎えして、トラ、ゾウ、イリオモテヤマネコと東日本大震災で被災したペット達を応援するコンサートです。動物や環境を想ったシャンソンをぜひお聞きください。また、こちらも歌う弁護士、岡本麻美さんが宮澤由衣さん、石内幹子さんとともにビートルズナンバーを演奏してくださいます。すてきな音楽とともに、パペラさんの本格インド料理を楽しんでください!

 「象の日」チャリティーパーティーに参加された方も、参加されなかった方も、ぜひ どうぞ!

 当日は、募金箱を設置します。インドのトラ、ゾウ、日本のイリオモテヤマネコの保護活動と、東日本大震災で被災したペットの救援にご寄付をお願いいたします。

 参加お申し込みは hogokikin@jtef.jp まで。
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ゆうちょ銀行
口座番号 00170-7-355897
加入者名 トラ・ゾウ保護基金

ウェブサイトからクレジットカードでもご寄付いただけます。

詳細はこちら http://www.jtef.jp/dam/index.html
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○発行人 戸川久美
○編集 上長希美
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