トラ毛皮がケララで押収され3人が逮捕 密猟者を捜す

WTI 2010年01月15日

Kozhikode,1月15日。今月の初めに森林省が行っていた調査から、ケララKozhikode地区で1枚のトラ毛皮が3人の密売人から押収された。密売人は逮捕されトラを殺した密猟者を逮捕するため探している。

押収されたトラ毛皮
告発された拘留中の3人と押収したトラ毛皮

 調査は森林省の特別捜査班によって1月1日に行われた。告訴された3人はKozhikodeのVenmani村で取り押さえられた。首の左側に銃痕があるトラの毛皮はこの密売人から回収された。今月初めの調査でトラはWayanad森林で撃たれたことが分かっていて調査中であった。

銃痕 
押収されたトラの毛皮についていた銃痕

「これまでのところ裁判所の判断のもとで3人は告発された。彼らの裁判手続きは開始された。我々のもとに届いた情報では2人がこの事件の狩猟者と認識されている。Wayanad北部の現地スタッフは彼らを追い、逮捕した。」と森林局特別捜査班担当役人は述べた。

 WTIはこの州の野生生物取引管理で森林局を補佐した。トラは1972年にインド野生生物保護法で最も絶滅のおそれの高いⅠ群に掲載され、トラ身体各部の取引は罰金と共に最長7年の禁固刑が科せられている。
(写真提供:ケララ森林局)

【JTEFのコメント】
*また今日もJTEFの協同パートナーであるWTIからトラが殺されたニュースが届きました。インドにいる野生のトラはもう1500頭もいません。大切な1頭が殺されないように、密猟防止パトロールを強化することがますます重要になります。