トラパンフレットを作るためのワークショップ、1回目はなんと、『野生のトラになってみよう』です。上野動物園の園長室に集まった編集委員(のみんなは、トラ担当の飼育係(の方の立会(のもと、スマトラトラの飼育施設(を見学し間近にトラに会えました。「あ、なんか匂いがする!」といった大使もしましたね。トラの野生の匂い、仲間を呼ぶトラの声が響きます。また前足を檻(にかけて伸ばして立ったトラの大きいこと。迫力満点(です。解説員(の方からは、頭の骨や毛皮(、爪(など、普段(は見ることのできない貴重(な資料(も見せてもらいました。

つぎはNPO法人、トラゾウ保護基金の
理事長(・戸川さんのトラに関する解説のもと、ゲームをしました。ゲームといっても、ただ遊んでいたわけではありませんよ。オスのトラ、母子のトラ、放浪している若いトラ。人間の住む村も近くにあり、たくさんの罠(もかけられています。野生のトラにとってはえものを捕るのもひと苦労。会議室(を野生のトラがくらす土地に見立て、罠(である縄(にひっかからないように、実際にそこにいるトラたちになりきって、ゲームをしました。

今まで、かっこいいなあ、強そうだなあと見ていたトラ。今日のワークショップに参加した編集委員(のみんなは、トラを見る目が少し変わってきたようです。そして、大使たちには次回に向けて宿題(が出されました。「取材(ノート」を持って、周りの人たちはトラに対してどんな印象(を持っているのか、本物の記者(のように取材(するのです。さあ、どんな結果(が出るのでしょうか。
