活動紹介

トラの写真:吉野信食物連鎖の頂点に立ち、生態系の健全さを象徴するトラ。しかし、野生のトラは、現在13カ国にわずか3200頭台と言われるまでに減少してしまいました。100年前には10万頭いたトラが激減したのは、密猟で殺され、また生息地が破壊されていることが原因です。骨や毛皮目的の密猟を防ぐこと、小さくなった生息地どうしの間をトラが行き来できるようにつなぐことが急務です。
ゾウの写真:田中光常ゾウがその巨体で広範囲の森や草地に入り、草木を食べることで、森に光が入り種が運ばれます。ゾウが自然に生きられるようにすることは、その地域の生態系を保全し、40億年に及ぶ進化の営みが続けられるようにすることになります。象牙目的の密猟を防止し、ゾウの生息地を確保しなければなりません。
イリオモテヤマネコの写真:戸川幸夫東京23区の半分にも満たない小さな西表島の固有種にして食物連鎖の頂点、イリオモテヤマネコ。生息するのは島の低地部で、人間が活動する範囲と重なります。そのため、土地がむやみに開発されると生きていけません。島の人々の暮らしとわずか100頭と絶滅の危機にあるヤマネコとが共存できるよう、十分な配慮が行き届いた土地利用が求められています。

STOP!絶滅数多くの生きものたちが、複雑に関係しあって暮らしている野生の世界。私たちも野生の世界の恩恵にあずかっています。失ってからその大切さに気付くのでは遅いのです。「トラ」「ゾウ」「イリオモテヤマネコ」をシンボルに、野生の生きものの絶滅を防ぎ、生物多様性を保つことの大切さを多くの方々と共有するための企画・イベントを開催していきます。
野生生物保全に大きな影響を与える政策、法律、公私の事業。JTEFの理念、専門的知識、場合によっては独自の調査研究にもとづき、日本国内外の関係機関に対して、政策提言、意見表明を行います。


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