ブログ:アチャナクマル トラ保護区で、森林局スタッフを対象に研修プログラムを実施
https://www.jtef.jp/wp/wp-content/uploads/2026/02/77bbe734e1c45d65608cba204f0e65e2.png 599 599 Japan Tiger Elephant Organization Japan Tiger Elephant Organization https://www.jtef.jp/wp/wp-content/uploads/2026/02/77bbe734e1c45d65608cba204f0e65e2.pngアチャナクマル・トラ保護区
サトプラ山脈の、マイカル山系に広がる553.286平方ロメートルの面積を持つアチャナクマル・トラ保護区は、1975年に設立、2009年にはトラの多さからトラ保護区に指定されました。現在、この保護区には14頭のトラが確認されています。
また、ヒョウ、ガウル、モモンガ、イノシシ、アキシスジカ、クマ、ハイエナ、ジャッカル、インドガゼルなどの哺乳類のほか、200種以上の鳥類も観察されています。
アチャナクマル・トラ保護区は、保全活動の実施が容易ではなく、コストも高いため、最優先で保全に取り組まなければならない地域の一つとされています。また、この地域は野生動物犯罪のホットスポットでもあります。
そのため、第一線で活動する森林局のスタッフたちが、野生動物保護に関する国内法および、野生生物犯罪の対処時にまず行う作業手順について十分に理解していることが極めて重要とされています。

森林局スタッフに対する研修プログラム
そこで保護区森林管理長官から要請を受け、2025年3月1日から3日までの3日間にわたり、アチャナクマル・トラ保護区内のコータ地区にて、森林局スタッフ46名を対象とした研修プログラムを実施しました。

このプログラムは野生動物保護法、捜査技術、密猟や違法取引対策の戦略について包括的に理解できるように作られています。
まず、研修の効果を測定するために、参加者に対して研修前後の理解度テストが実施されました。

これらの結果から、研修によって参加者の理解度が大きく向上したことが示されており、特に75%以上の高得点者の割合が大幅に増加していることが注目されます。
研修プログラムでは、参加者に対して以下の内容についての知識も提供されました:
- 密猟の手口に関する知識
- 罠の除去を目的としたパトロール(アンチスネア・ウォーク)の実施方法
- 野生動物に関する法医学(ワイルドライフ・フォレンジック)および犯罪現場の調査手法
- 書類作成や裁判所への訴状提出の手順
- 効果的なパトロール手法および森林火災の管理方法
研修に加えて、参加者にはバックパック、ジャケット、懐中電灯などトレーニングキットと参加修了証がすべての参加者に配布されました。

参加した森林官からは、「この研修セッションから多くのことを学びました。野生動物犯罪に関する内容だけでなく、森林内での不法占拠についても理解が深まりました。」と述べ、他にも今後もこのような研修をもっと実施してほしいとの要望が多く聞かれました。




